2016/10/05
・米国のシリコンバレーで開催されるTechCrunch Disrupt SF 2016は、世界が注目し、全世界の新しい技術と投資家が集まる、一大イベントである。
・出展者も展示会来場者も、入場するのに1人1日$3,000もするので、展示する方も来場する人も、その多くが毎日変わっていく。
・弊社は、JETROの承認の元、補助を受けて3日間の展示をさせて頂いた。
・しかし、朝は6:30から毎日、その日の準備、1日が終わると1日ごとに撤収します。
・しかも、終わるのは夕方の18:00なので、こんな長丁場の展示会は初めてですが、1日の入場料から考えると、できるだけ長い時間と思うのでしょうか。
・毎日、暗い内から、出展者一人一人のレジストレーションが始まります。
・会場は、朽ち果てかけた港の倉庫で、スタートアップはこういうところから、というのがアメリカンドリームの原点なのでしょう。
・ジョブズもゲイツも、皆、ガレージから始めたわけですから。
・明るくなる頃に、ようやくセットアップが出来上がり、会場で用意されたコーヒーとサンドイッチ等のパン類で、交代で朝ご飯を済ませます。
・そのあとは、1日中立ちっぱなしで、説明です。
・昼も客の来ない合間に、立ったまま済ませます。とにかく、ゆっくり座って、昼を食べるような場所もないわけです。
・すぐ客がやって来て、早速質問攻めです。
・全ジャンルの選りすぐりの技術が集まっているので、来る人も投資家をはじめ、一体この技術が何に使われて、どんな効果があるのかが分からないわけです。
・大学生はじめ、若者も多いです。中でも、MITの学生は多かったです。
・一応、ブースではプレゼンを流していたので、このプレゼンに聞き入る人もいれば、様々ですが、皆、一様に真剣です。
・テーブルでは、弊社のVISA-50で、カナダのコインを撮像しています。
・ちなみに、イギリスの方が来て、ELIZABETHを使ってくれてありがとうといっていました。
・会場の外では、なんとこんなものも展示されていました。
・左手に立っている人間に比べて頂ければ、その巨大さがわかります。
・胸の部分と頭の部分に人が入って操縦するらしいのですが、戦闘?の傷跡がすさまじかったです。
・こんなのが出てくると、いやですねえ。
・なにしろハズレにある倉庫なので、夕方に終わって、荷物をまとめて外に出ても、タクシーが拾えるわけでもなく、這々の体でホテルまで辿り着くと、もう真っ暗です。
・それから、メールの整理や、昼間できなかった仕事をすると、あっという間に深夜を大きくまわってしまい、明くる日も5時起きで展示品を持って設営に出てこなくてはなりません。
・米国式スタートアップは、まあ最初が厳しければ厳しいほどいいそうですが、何も展示会でそれを真似しなくてもいいのでないか、と思いながら、シリコンバレーの洗礼を受けて、無事帰って参りました。
・弊社のブースを手弁当で手伝ってくれたYさん、本当にどうもありがとうございました。