2017/12/18
・弊社の代表が講師を務める照明技術セミナーの実践編が、国の公的機関、千葉幕張の高度ポリテクセンターにて、定員一杯の参加を得、12/14,15日の2日間の日程で開催されました。


・今回は、現在開催中の照明技術セミナーのシリーズ中、3つ目の実践編で、照明技術の基礎編と応用編の内容を踏まえ、その技術を実際の業務に使うために、その本質部分を掴んで頂くためのセミナーです。
・今、話題のV-ISA照明の原理の基礎となる内容で、2日間、講義と実習を交えた照明の奥義を究める内容です。
・その意味で、これから基礎編と応用編を受けようとしている方なら、最初にこの講義から受講頂くことも勧めています。基礎編や応用編では、具体的でノウハウ的な内容も含まれていますが、実践編ではそれに加え、「なぜ、そうなるのか」、「どうして、そうするのか」という、照明技術の本質部分を解説する、最も内容の濃いセミナーです。
・最近では、お客様の知識の方が上回ってしまっている、という理由で、照明メーカーからの参加もあり、そうするとやはり話しづらいこともあったりするのですが、今回は全員がユーザー、若しくはシステムを構築する側の方で、突っ込んだ質問等もあり、参加された技術者の方々は、終始、講義と実習に熱心に集中されていました。(できれば照明メーカーの方々は、弊社と顧問契約を結んで頂いて、社内でのセミナー開催や、お客様への対応等へ役立てて頂ければと思います。)
〈参加者の声(アンケートより)〉
・大変ためになりました。ありがとうございました。
・少し、進みが早いように感じました。(講師:2日間で出来る限りのものを詰め込みたいと思うので、ついつい。)
・実習が多く、理論を実践できてよかったです。
・ワークごとの光物性を、先生の認識で分類頂けると嬉しいです。(講師:それは面白いですね。)
・光学に出てくる他の数式も、図解で説明頂ければと思います。(講師:得意なところなので、今後、そのように。)
・人による認識と、機械による認識の違いについて、役に立った。
・直接光と散乱光の違いと活用法について、役に立った。
・現象について、理論的に説明していただき、とてもよく理解することができました。
・照射立体角と観察立体角の変化による見え方の違いを、実際に感じられた。
・やはり増村先生ということで、最先端の照明事情が聞けたことは嬉しかった。そして、なにより、信憑性がある。
・照明についての考え方を知ることができた。
・時々、説明スピードが速くなることがあり、ついて行けないことがあった。(講師:申し訳ないです。)
・実習で少し早い点があり、時々置いて行かれる場面もありましたが、やむを得ないと思います。
・目から、ウロコが落ちました。(講師:私も、何度もウロコを落として参りました。)
・光源とカメラやレンズ等の基礎的な考え方が、役に立った。
・実習によって実感することができた。
・学んだ基礎的な理論を当てはめてみた際の、市販されている照明の特徴を検討又は解説して頂けると、より良かったとお思います。(講師:そうしたいのですが、私が評すると、照明メーカー側が嫌がるかもしれませんね。)
・凹みや汚れを強調する撮像実習が、とても勉強になりました。
・照明のアプローチの幅が広がった。
・ライティングについて理解が深まった。
・ライティング技術の効果や仕組みを理解できた。
〈今後の予定〉…………………………………………………………………………………
・「マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術」
補講:2018年1月25(木),26(金)
(基礎編:カリキュラム詳細)
http://www.apc.jeed.or.jp/seminar/course2017/17semiV008.html
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・参加希望の方は、
http://www.apc.jeed.or.jp/01_seminar/index.html#course_title
を開いて、画像・信号処理を選択すると応募状況が表示されますので、高度ポリテクに直接、お申し込みください。