2018/08/23
・弊社の代表が講師を務める照明技術セミナーの応用編が、国の公的機関、千葉幕張の高度ポリテクセンターにて、 8月9,10日の2日間、本年度の皮切りのセミナーとして7月の基礎編に引き続き、開催されました。


・本シリーズは、毎年、基礎、応用、実践編に分けて、各2日間ずつ年に2クール実施していますが、本年度は希望者が多く、早速初回の基礎編から、急遽補講を設定させて頂きましたが,応用編にもキャンセル待ちがおられましたが,2クール目で受講頂くこととし,今回は補講無しで実施致しました。
・それでは、以下、今回の受講者の生の声をもって、ご報告に変えさせていただきます。
〈参加者の声(アンケートより)〉
・実習は,なかなかできる機会がないので,大変役に立った。
・実習のテンポが少し速く,ついて行けないときがある。→申し訳ありません,全体のカリキュラムを睨みながら,可能な限り長く取っているのですが,今後,終了時に皆さんに確認するなど,配慮させて頂きます。
・今まで考えもしなかった照明設計について学ぶことができました。今後の業務に活かしていきたいです。
・照射立体角と観察立体角についての基礎理論は大変役に立った。
・具体的なワークを用いた実例に近いシチュエーションでの実習は,大変や役に立つ。
・実習による照明設計と講評が,大変役に立った。
・実習時間が自分にとっては少々足りなかったため,3日コースとかにして全体を眺めにしていただいても良いかと思います。→ありがとうございます。今後の検討課題とさせて頂きます。(ただ,技術屋にとって週3日取られるのと,受講費が高くなるのが課題です。)
・照射立体角と観察立体角のイメージとその関係の具体化に関する実習が,大変役に立った。
・最期の講評の所の計算方法が知りたい。→(応用編では,最期に受講生に自由に照明設定をして頂いて,その後,照射立体角と観察立体角を同定した上で講評を実施しています。計算方法は,講義の中では具体的に述べていませんが,距離とアパーチャの大きさから,テキストの応用編p.258の図14.1に計算式が示してありますので,ご参考になさってください。)
・実験を通して,具体的にイメージしながら学べた。
・もう少しゆっくり,長い時間を掛けておこなって頂けたら助かった。
・直接光と散乱光で性質が異なることや,絞りの作用などは,照明の基礎理論として大変役に立った。
・水平方向から観察すると,鏡面に近づくという応用例は,役に立った。
・カメラ,照明の位置関係で見え方が』変わる事が納得できた。
・観察立体角とカメラやレンズの関係を,寄り深く知りたいです。→実践編では更に深く学べます。
・実習で,何を変えたらどうなるかを表にしてまとめるようにしたら,理解が深まるかもしれないと思いました。→ご提案,ありがとうございます。それが,マシンビジョンライティングの,光の4つの変化要素について詰めていく,という手法の原点ですので,それを明確化するという点で,今後検討させて頂きます。
・一番役に立ったことは,立体角の概念を利用して制御できることを知られたことです。
・分散直接光の照射方法の例の実習は,大変役に立った。
・実際にやるのではなく,理論や,計算で,立体角の概算ができるのか。→もちろんできます。テキスト応用編の14.2節をご参照ください。
・聞いていいものなのか分からなかったのですが,照明技術のコンサルやV-ISA照明を導入したい場合の金額などは聞いてみたいです。→了解しました。別途,弊社の技術コンサルの料金表と,V-ISA照明の本体価格等をお知らせいたします。
・輝度・照度の考え方,照射・観察立体角の考え方といった照明の基礎理論が大変役に立った。
・直接光の捉え方と,照射・観察立体角の実習は,大変役に立った。
・今まで,感覚的に捉えていた照射立体角や照度,輝度の変化について理論立てて伺うことができ,とても勉強になった。
・直接/散乱光とその受光式などの照明の基礎理論が,大変役に立った。
・実例に応じた照明の選定・設置方法などあれば,聞きたかったです。→もちろん,これは山ほど有るのですが,どれもお客様との大切な宝物なので,それを個別に開示することは難しいです。
・照射立体角と観察立体角の関係を実験で実感できたことが,大変役に立った。
・PPT資料にテキストの頁が記載されており,流れがスムーズに入ってきた。
・基礎の内容,VISA照明の紹介など,基礎編との重複部分が多かった印章。逆に,基礎での知識量が多く,濃密だったた分,応用編は少し物足りない。→ご指摘,どうもありがとうございます。その点は,講義を進める上でのいつもの課題なんです。今回も,基礎編を受講されていない方がおられたことと,基礎編の復讐で明確に思い出してもらわないと進めない事項も多いのが応用編の内容だからです。今後の課題として,改善に向けて努力します。
・RGB以外に,マルチフルカラーLED照明や,画像処理側でRGB画像+モノクロ+白などの直接光,拡散光を,加算,減算,除算などが世の中にあり,世の中の産業用とに使われている照明との違いやアプローチなど,少し違った角度から照明方法を広くリサーチしたい。→ご提案,どうもありがとうございます。私がやって来たこととほぼ一致するので,お手伝いできると思います。
・社内に,今回のセミナーで学んだ知識を持っている人はいない。→普通はそうだと思いますので,どうか広めて頂きたいと思います。各企業への個別セミナーなど,実施することができます。
・これまで,感覚的に捉えていた照明技術について理論立てて説明してもらえたので,納得できた。社内にライティング技術に特化した人材が少ないので,社内伝達したい。→ぜひ,弊社の技術コンサルを利用してください。
※今回も,セミナー受講者の特別特典として,
初回に限り,
2時間程度のV-ISA照明による検証実験を無料で実施させて頂きますので,
別途,メールで差し上げる要領で,奮ってご応募ください。
〈今後の予定〉…………………………………………………………………………………
・「マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術」(基礎編)
2018年 7月17(火),18(水) 補講決定 済み
2018年 7月19(木),20(金) 済み
2018年10月 9(火),10(水) 補講決定
2018年10月11(木),12(金)
(基礎編:カリキュラム詳細)
http://www.apc.jeed.or.jp/zaishoku/2018/V0081.html
・「マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(応用編)」
2018年 8月 9(木),10(金) 済み
2018年11月15(木),16(金)
( 応用編: カリキュラム詳細)
http://www.apc.jeed.or.jp/zaishoku/2018/V0091.html
・「マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(実践編)」
2018年 9月 6(木), 7(金) 済み
2018年12月13(木),14(金)
( 実践編: カリキュラム詳細)
http://www.apc.jeed.or.jp/zaishoku/2018/V0191.html
……………………………………………………………………………………………………
・参加希望の方は、
http://www.apc.jeed.or.jp/zaishoku/2018/index2.html
を開いて、画像・信号処理を選択すると応募状況が表示されますので、高度ポリテクに直接、お申し込みください。
なお、キャンセル待ちでも、これにお申し込み頂くことで、一定の人数に達すると補講もさせて頂く予定ですので、奮ってエントリー願います。