2019/10/14
・弊社の代表が講師を務める照明技術セミナーの本年度2クール目の初回講義が、補講を含め、10月8〜11日の4日間、千葉幕張の高度ポリテクセンターで、開催されました。まずは、基礎編です。
・今回も補講を含めて定員一杯で、日本を代表する一流企業から、マシンビジョン画像処理関連システムに携わる第一線の技術者達が参加されました。
・講義と実習がそれぞれ組み合わせてあり、理解を深めることができます。
・これは、今話題のV-ISA照明のデモ実験ですが、実習で扱ったワークが、V-ISA照明でいとも簡単にその特徴情報を抽出できる様を見て、多くの参加者が感嘆を禁じ得ない様子でした。
・今回は、基礎編とはいえ、さすがに全国から集まった技術者達の参加で、ハイレベルな講義になりました。以下、参加者の声を掲載させていただき、ご報告に変えさせていただきます。
・ライティングの基礎理論で、本質的な部分のご説明を頂けたところが、大変役に立った。
・初心者にも分かりやすいようにご説明頂けた点が、良かった。
・基礎理論では、色の三原色、明視野・暗視野、偏光の考え方が、実習では凹凸の検出方法が大変役に立った。
・V-ISA照明を使って、様々なワークでどんな画像が得られるか、詳しく知りたいです。→今回は基礎編で、V-ISA照明については、実習ワークを使った簡単なデモでしたが、応用編、実践編と、少しずつその本質に迫り、発展編では、実機を使って実習することで、その使い方から最適化までを学ぶことが出来るようになっていますので、乞うご期待!
・平行光の考え方が無かったので、勉強できて良かったです。今後の照明選定に活かせてゆきたいと思います。→平行光によるライティングには様々ありますが、一般的に極端に撮像画像の濃淡プロファイルの自由度が下がるので、相当な光物性に関わる知識が無いと使いこなせません。
・直接光と散乱光が、どのように背景やキズに影響を与えるかが理解でき、大変役に立った。
・もう少し、実習の時間を長く取って欲しかった。→申し訳ございません。今回は、台風19号を配慮して、開始時間を早めましたが、結果的に、実習部分の時間も少しずつ短縮されてしまいました。
・照明の基礎理論としての明・暗視野の考え方が、大変役に立った。
・スペクトル分布の変化に関するライティング実習が、大変役に立った。
・なぜ、そのように写るのかの原理を理解でき、大変役に立った。。
・経験的に見ていたものの理由が一部理解でき、大変役に立った。
・2日目は進行が早くて、ついて行くのがキツかったです、偏光・旋光はもう少しゆっくり考えたかったです。 →今回は、台風19号のことがあり、カリキュラムを変更しての講義でしたので、申し訳ございませんでした。その分、質疑応答の時間で、挽回しようと考えていたのですが、今後の教訓とさせて頂きます。
・教え方が体系的で、良かった。
・照明に関して疑問に思っていたところを理解できた。
・偏光のイメージを掴むことが出来た。
・実習が多く、自分の目や手で現象を起こし、理解を深めることが出来るところが良かった。
・V-ISA照明の原理を、より深く知りたかった。(発展編を受講すべきでしょうが、特許読みます)→発展編へのご参加、お待ちしております。恐らく、特許を見ていただいても、その基本原理を理解することは極めて難しいであろうと思われます。
・図や実習で体感することに重点が置かれていたことが、良かった。悪かった点は、ありません。→ご感想、どうもありがとうございます。
・分かりやすいご説明のお陰で、大変役に立った。
・照明によって、物の見え方が大きく変わる事が、大変役に立った。
・実際の検査において、装置設計の仕方を、より深く知りたい。 →弊社の技術コンサルをご利用ください。一緒に業務にあたることで、セミナーの比では無い実用知識とノウハウが、着実に御社の現場に培われるはずです。
・照明によってマシンビジョンの能力が決まってくることを、論理的に説明頂けたことが大変良かった。→従来型の照明技術では、「なぜ、見えるのか」、「なぜ、見えないのか」が説明できなかった理由も、これで理解された事と思います。
・土台となる考え方を、理論として学ぶことが出来、大変良かった。
・物体界面でP・S偏光が生じる物理的な仕組みを、より深く知りたかった。→これに関しては、実践編の受講をお薦めします。
・全般的に、説明が分かりやすく直感的で、イメージしやすいことが良かった。
・自社製品の外観検査への自動化を進める足がかりとなった。
・外観検査の画像処理が具体化すれば、実際に自社製品への照明方法なども相談したい。→このセミナーを受講されたのですから、うまく行くと思います。実適用に当たっては、弊社の技術コンサルを、ぜひご利用ください。
・暗いところの物体を限られた光量で効果的に見れる方法を知りたいと思いました。(暗いところにいる、人や車など。)→光物性をベースに考えると、S/Nを上げることができれば、原理的には可能ですが、暗いというのは、人間が暗いと感じる所と解釈すれば、不可視光を効果的に使用することも一案でしょう。
・実習が多くて良い。プログラミングも無く、純粋に知りたいことを知れて、良かった。
・とても聞きやすかったです。でも黄色いリボンを見る時、首が痛かったです。
→どうもありがとうございます。首を横に振りすぎましたね。今後は、準備体操をしてからにしましょう。
・照明に対する考え方が変わった。新しい知識を身につけられて、大変良かった。
・応用例の紹介では、実際の検査に使えそうな物が数多くあったのが大変役に立った。
・ライティング実習では、実際に手を動かすことで理解につながったところが体へ良かった。
・撮像対象の物性による照明の使い分けや、蛍光散乱についてももう少し聞きたかった。→実践編では、その本質部分に触れてゆきますので、より深く学んで頂けることと思います。
・実用的な内容が多く、分かりやすかった。悪かった点は、ありません。 →どうも、ありがとうございます。
・照明について、理論等の理解が深まり、大変役に立った。
・UV照明の利用について、より深く知りたかった。 →基本的には、不可視光という以外、理論的に光物性そのものが可視光とそんなに変わるものではないので、可視光と同じだと考えて頂くところから、応用が拡がります。
・実際に自力で実験を行いながら進んだことで、理解がしやすかった。
・ライティングの基礎理論では、これまでの経験や勘に対応する理論を学ぶことが出来た。
・ライティング実習では、如何に自分がまだ理解し切れていないかを知ることができた。
・「何を、見るのか」をどういったアプローチで決めていくのかを、より深く知りたい。→すでに講義でお話ししたとおり、それが照明設計に直結していますので、弊社の技術コンサルを利用していただき、実務で体得されていくのが宜しいかと思います。
・(講義が)テキスト順ではないので、あとで見返したときに、頭の中がぐちゃぐちゃになったままだった。資料の印刷物があるとありがたい。→ご提案、どうもありがとうございます。確かに、ご指摘はごもっともです。今後の検討課題とさせて頂きます。
・照明野の基礎理論では、照明の基本を知ることができ、大変役に立った。
・応用例では、使用する照明の選び方を知ることができ、大変役に立った。
・紫外・赤外の照明のところで、さらに基礎的な事項があれば知りたかった。→実践編ではさらに深くその本質を探りますので、乞うご期待!
・S/Nの計算の所の信仰が早く、理解しづらかった。→申し訳ございません。今後、更に工夫を凝らしたいと思います。
・直接光、散乱光、明視野、暗視野など、感覚で扱っていたところの理論が学べ、大変役に立った。
・広い視野に不均一な対象があるときに、何か対応する方法があればお聞きしたかったです。→難しそうですね、と同時に、そういう所には、次なる飛躍が存在するんですよ。弊社の技術コンサルのご利用を、お待ちしております。
・実習と講義とがバランス良く学べました。→お疲れ様でした。
〈今後の予定〉…………………………………………………………………………………
・「マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(基礎編)」
2019年 6/20(木),21(金) (実施済み)
2019年10/10(木),11(金) (実施済み)
( 基礎編: カリキュラム詳細)
http://www.apc.jeed.or.jp/zaishoku/2019/V0081.html
・「マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(応用編)」
2019年 7/18(木),19(金) (実施済み)
2019年11/14(木),15(金)
( 応用編: カリキュラム詳細)
http://www.apc.jeed.or.jp/zaishoku/2019/V0092.html
・「マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(実践編)」
2019年 8/ 8(木), 9(金) (実施済み)
2019年12/12(木),13(金)
( 実践編: カリキュラム詳細)
http://www.apc.jeed.or.jp/zaishoku/2019/V0192.html
・「マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(発展編)」
2019年 9/12(木),13(金) (実施済み)
2020年 1/23(木),24(金)
( 発展編: カリキュラム詳細)
http://www.apc.jeed.or.jp/zaishoku/2019/V0292.html
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・参加希望の方は、
http://www.apc.jeed.or.jp/zaishoku/01_02.html
を開いて、必要な申し込み書類をダウンロードし、高度ポリテクに直接、お申し込みください。
キャンセル待ちの場合は、個別セミナーも受け付けますので、こちらを参考にお申し出ください。