マシンビジョンライティング株式会社
Machine Vision Lighting Inc.
 
2021/07/19


緊急事態宣言再発出下で、本年度の最第3回目の照明技術セミナー、
〈 実践編 〉
が、千葉の幕張にある、厚労省所管の高度ポリテクセンターで、無事、実施されました。



・本セミナーは、例年、定員一杯で、キャンセル待ちが多く、補講を開催する、というのが恒例ですが、今回は、緊急事態宣言の再発出下で、直前に、遠方からご参加される方のキャンセルが相次ぎましたが、それでも熱心な参加者のお陰で、無事、滞りなく開催することができました。


・実践編は、基礎編と応用編の本質部分を体得するのが目的のセミナーですので、本質が理解できていないと難しい実習で構成されており、逆にそれを実習し体験することで、ライティング技術の本質をより深く理解できるようになります。


・今回は、質問も多く、受講生の方々は皆、真剣に実習にも取り組んでおられました。

・以下、参加者の声をご紹介し、セミナーの実施報告に代えさせて頂きます。

・ライティングの基礎理論として、立体角要素の考え方が、大変役に立った。→これは、拙著から引用され、2011年にグローバル規格となった照明規格(JIIA LI-1 2013)以外には、これまで光学の教科書や文献等には、ほとんど出ていませんからね。

・照射立体角、観察立体角、明視野、暗視野の考え方が、実習を通して理解することができた。→これがどこまで深く理解できているかが、照明系の最適化設計に間違いなく反映されてきます。

・立体角要素の考え方を知ることができたのは幸運でした。今後、部下にもセミナーを勧めたいと思います。→立体角要素が、理論に基づいて自由自在に調整でき、それがそのとおりになる体験は、毎回ながら、講師自身も胸躍る瞬間です。

・様々なワークを使用して、それぞれの理論の実践法を体験できた。→すばらしい!これができれば、V-ISA Methodも思いのままです。発展編でも、お待ちしております。

・基礎編、応用編で分かった気になっていたが、理解できていない点を再確認することができた。→ものごとの本質を理解することができると、そこからは泉の如く様々な叡智がわき上がってくるようになります。楽しみですね。

・ライティングの応用例で立体角要素の理解が深まりました。

・パラレルニコルズ(のライティング実習)で散乱光と偏光の理解が深まりました。→偏光フィルタの使い方も、実は様々な応用があります。

・教科書を事前にもっと読み込んでおけば、もっと理解が深められたと反省します。→それには、事前にテキストとなる書籍を購入されないといけないので、復習も、なかなか理解が深まると思います。以前の受講生の方から、受講後にテキストを読み返すと、こんなに奥深く、複雑な内容を、講義では誰でも分かるように話されていたのか、と改めて感動しました。という感想を、わざわざメールで頂いたことがあります。

・基礎編、応用編に近い内容であっても、繰り返し実習することで理解が深まりました。→よかったー!それが、まさに実習編の目指すところです。

・雑談?が、大変役に立ちます。→恐縮です。

・今回3回目の受講で、何をしたらどのような画像になるか理解が深まりました。

・外観検査だけでなく、寸法や(表面)性状などの数値化にも応用できそうに思えます。→まさに、そのとおりです。発展編で扱うV-ISA Methodは、物質の持つ光物性の変化をどこまで定量的に画像情報に変換できるか、というのがポイントになっています。

・明視野・暗視野の考え方が大変役に立った。

・実習では、変化量の最適化実験が大変役に立った。→まさに、マシンビジョンライティングの神髄の部分ですね。

今回も、2日間、本当に気持ちよく講義することができました。
受講者の皆様のご協力に、心より感謝致します。
どうもありがとうございました。
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