マシンビジョンライティング株式会社
Machine Vision Lighting Inc.
 
2022/12/18


本年で21年目となる、人気ロングランセミナー

「マシンビジョン画像処理システムのための新しい照明技術」
全5シリーズの今年2クール目最後の
〈 実践編 〉講義
が、今回は、全国の各企業から、熱心な参加者を得て
 2022年  12/15(木),16(金) 
の2日間、
千葉の幕張にある、厚労省所管の高度ポリテクセンターで実施されました。

講師の自己紹介とマシンビジョンライティング概説
(2022年5月12日の講義から抜粋)

・今回の実践編は、はじめて参加される方が半分、すでに基礎編、応用編を受講された方が半分で、多くの質問を得て大変充実した講義となりました。



・実践編は、基礎編と応用編で学んだ照明系、及び観察光学系の、「こうやれば、こうなる」という現象論に対し、では「なぜ、そうなるのか」 という本質に迫ることで、知識を智慧に変え、様々な案件に対してまさに、本講の照明技術を実践できるようにする、というのが目標です。

・したがって、基礎編よりももっと基礎的な、いわばその元となる考え方を身につけるために編まれています。



・実際には、基礎編と応用編はまさに現象論としての照明技術の入り口であり、今回の実践編ではじめて、「なぜ、そのようなるのか」という本質を理解することで、その技術を初めて自分で使うことができる準備が整います。



■以下、受講生の声を漏れなくご紹介し、実施報告に代えさせて頂きます。
(青字:受講生、赤字:講師コメント)

・ライティングの基礎理論では、「人間の視覚機能とこころについて」が役に立った。→普段は、深く考えない部分ですが、機械の視覚機能を構築する上では避けて通れない内容です。 

・ライティングの応用例では、照射立体角と観察立体角のい関係が、役に立った。→これまでにない考え方なので、とっつきが悪いかも知れませんが、これで従来「輝度率」などという訳の分からないものでごまかされていた物体光の明暗が、ハッキリとしたことでしょう。 

・ライティングの実習では、減法混色の体験が、役に立った。→普段、物体がどの波長帯域の光を吸収しているのか、などという論理など、考えもしないですが、これでどんな対象物でも自信を持って、照射光を最適化することができるようになりますね。

・いくつかの感覚的に理解していたところが、セミナーの実習によって体験し、理解を深めることができた。→まさに、断片的な知識が、使える智慧に転化した瞬間ですね。

・今まで、原理を理解していなかったため、ライティングの基礎理論は、大変役に立った。
・実際のワークでのイメージがついた。
・ライティング実習が、基礎の理解につながった。→良かったです。講師冥利に尽きますね。
・頭と手の両方を使えたところが、良かった。
・悪かった点は、講義資料を頂きたかった。 →講義資料は一期一会、私はそのように考えています。元々、講義資料は全て、使用したテキスト(一部は他のシリーズも含む)からの抜粋なので、版権等の問題もあり、差し上げることができません。きっと、帰って、テキストに使用した「マシンビジョンライティング実践編」を読み返されると、講義の内容が胸に染みこんでくることと思いますので、ぜひ、どこからでも結構ですので、読み返されることをお薦めします。

・V-ISA照明、及び照射立体角と観察立体角についての基礎理論が、大変役に立った。 →立体角要素の考え方は、従来の光学にはない考え方なので、ぜひ、次回の「発展編」の受講をお薦めします。

・実技を体験できたので、とても理解しやすかったです。→今後の、益々の発展を期待します。

・(応用編で学んだ)照射立体角と観察立体角の関係性を再認識でき、大変役に立った。 →これも、まさに知識が智慧に変わったからですね。おめでとうございます。

・偏光板で、直接光を通すと散乱光が減光すること、初めて知りました。 →そうですね。クロスニコルズしか偏光板の使い方を知らない方が大いですが、実際には、それ以外の使い方をすることの方が、結構多いです。

・ライティングの基礎理論では、直接光で、均一な明るさを得る原理を知ることができて良かった。 →これは、一般には知られていないことで、直接光の輝度が照明の輝度に比例していることが理解できて、はじめて分かるマシンビジョンライティングの極意の1つといっていいと思います。

・基礎・応用編の知識を実務向けにアプローチできるような考え方、新たな知識を得ることができた点が良いと感じました。→更に、発展編、視覚機能編を受講され、照明技術の黒帯を目指して頂きたいと思います。

 これで、無事、今年度も全5回のシリーズの2クール目にあたる
3回目の講義を完了することができました。
ご賛同、ご協力いただいた受講生の皆様方に感謝するばかりです。
本年度、残すところあと2つとなった講義へのご参加を、楽しみにしております。

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・使用テキスト:こちらから、書籍のみご購入頂く事もできます。


弊社では、V-ISAメソッドをご理解いただいた上で
多くの方々にこれをご採用いただくため 

セミナー受講者の特別特典として

初回案件のみ、
V-ISA照明による味見実験を、
無料で提供させて頂いております。
今回受講の方々については、
こちらから、
1月13日(金)までにエントリーをお願いします。


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