マシンビジョンライティング株式会社
Machine Vision Lighting Inc.
 
2023/07/01


本年で22年目となる、人気ロングランセミナー

「マシンビジョン画像処理システムのための新しい照明技術」
全5シリーズの今年度1クール目の
〈 応用編 〉講義
が、受講希望者多数のため、補講の2日を追加し、
 2023年  6/27(火)〜30(金) の4日間、
全国から関連企業の技術者の参加を得て、
千葉の幕張にある、厚労省所管の高度ポリテクセンターで実施されました。

講師の自己紹介とマシンビジョンライティング概説
(2022年5月12日の講義から抜粋)

・今回の応用編では、基礎編に引き続き定員を超えて、前々日から補講も実施し、全国から集まられた熱心な受講生を得て、充実した講義を行うことができました。



・応用編では、光を照射する側からアプローチした基礎編に引き続き、物体から放射される物体光を観察する側からのアプローチにぴても、「物体を明るくして見ると」いう、従来の照明技術の固定観念からパラダイムシフトを図り、機械の視覚機能を実現するための新たなパラダイムを持ってもらうのが目的です。

・続く、実践篇、発展編、そして視覚機能編へと続く講義は、実践編が、基礎編と応用編を包含した形でより本質論に迫り、実際にこの技術と利用する力を習得することを目指し、発展編はその具体論として実習で各自V-ISA照明を使用して、画像の定量化手法を体得し、視覚機能編では、全てを含んで、視覚機能としての撮像技術の習得を目指します。


・応用編での最初のパラダイムシフトは、通常のレンズでは、明視野の撮像が原理的にできないことを知るところから始まります。


・そして、立体角要素の概念がないと、明視野の撮像を最適化できないこと、そしてそれをクリアしたV-ISA Methodの基礎部分を習得し、実践編から発展編、視覚機能編へと続く方向性を確認します。

以下、受講生の声を紹介し、実施報告に代えさせて頂きます。
(今回は、受講生が2回分で多いですが、個別相談を除き、漏れなく収録させて頂きます。)

(青字:受講生、赤字:講師コメント)

(2023年6月27〜28日 補講開催分)
・ライティングの応用例で、理論と具体的事例が、大変役に立った。 →納得!

・照射光と物体光との相互関係詳細に関し、より深く知りたい。 →ぜひ実践編以降の受講をお薦めします。

・(ライティングの基礎理論が、)実習で確認できるところが、良かった。
・物体の欠陥検出理論が、役に立った。
・実習しながら授業すると理解しやすい。 →確かに、実査にサンンプル撮像をしながら、平行して何故そうなのかをリアルタイムに解説すると、分かりやすいですね。

・ライティングの基礎理論は、かなり体系化されていると感じ、理解しやすいと思った。 
・ライティングの応用例では、高分子材料への応用を仕事に取り入れてみたいと感じた。
・ライティング実習では、学んだ理論を元に設計ができ、大変役に立った。 
・次回の発展編では、さらにV-ISA照明の応用が聞けたら嬉しいです。 →お楽しみに! 
・理論を学びながら実習をすることで、2日間でかなり理解が進みました。 →良かったですね。しっかり、学ばれた甲斐があるというものです。次回以降も期待しております。

・ライティングの基礎理論では、散乱光の観察が、大変役にたった。 →通常、散乱光の、普通に撮像して、それで良しとしていることが多いですが、定量的な画像となると、従来型照明では難しいのが本当のところです。ぜひ、実践編、発展編と受講されることをお薦めします。

・応用例では分散直接光の特性、実習では物体光の明暗にが、大変役に立った。
・MV 関係の理論的にまとまったものが少ない中、本セミナーは本質的な内容が多く、大変参考になりました。 →ありがとうございます。

(2023年6月29〜30日 開催分)
・ライティングの基礎理論で、照射/観察立体角の概要が、大変役に立った。
・応用例では、上記を用いた形状観察や、実習では実際の見方が、大変役に立った。  →皆さん、どんな照明が良いのか教えてくれと言われますが、私はいつも、それでは「物体の何を、どのように見たいのですか」、と質問します。それが、照明設計そのものに直結しているからです。

・散乱光による観察に関し、より深く知りたい。  →普通は聞き流すところですが、本当な、散乱光の観察も奥の深いものがあります。ぜひ、実践編以降、特に発展編を含めて視覚機能編の受講をお薦めします。

・基礎編ではライティング、色に関する(パラダイムシフト)、今回は立体角に関するパラダイムシフトができて、良かった。  →それは、なにより嬉しいですね。そのような人が増えれば、マシンビジョン市場に、より活気がでてくるでしょうね。

・散乱光と分散直接光との違いについて、大変役に立った。  →良かったです。これがマシンビジョンライティングの原点にある考え方です。

・V-ISA照明の原理や価格等を、より深く知りたかった。 →価格は、個別に要望頂ければお見積もり致しますが、原理については、次の実践編、発展編、そして視覚機能編の受講をお薦めします。

・実習が充実していて、良かった。

・ライティングの基礎理論が、数式で理論的に理解できた。 →普通は、数式で理解することは嫌われがちですが、技術者、科学者としての作法をわきまえておられるようで、素晴らしいですね。

・ライティング実習で、色々なデバイス、治具等をさわれたことが、大変役に立った。
・検出したいものへ対するアプローチの仕方について、より深く知りたかった。

・良かった点として、基礎編、応用編と受けることで、さらに理解が深まった。先生の考え方を知れた。 →考え方に触れて頂いたのは、ひょっとするとこれが最初かも知れませんが、本当はその部分を伝えたくて、講義に磨きをかけてきたので、そのように言って頂けると嬉しいです。

・悪かった点としては、実習で手間取るとついて行けないときがあった。→実習内容表示は難しい? →ご指摘、どうもありがとうございます。今後の、検討課題として、ありがたく受け止めさせて頂きます。


・色が心理量だと納得でき、大変役に立った。 →視覚情報、視覚認識は全て心理量なので、機械で処理させるには、後に続く実践編、発展編で、画像の定量化手法を学ばれることを、お薦めします。

・実習があるため、聞いた知識を体験できた点が良かった。
・基礎編の直接光と、散乱光を分けて考える、という考え方について、大変役に立った。 →このアプローチが、大前提にあるのですが、お役に立てて良かったです。

・照射立体角と観察立体角について、大変役に立った。
・照射立体角を小さくすることで、細かな欠陥が見やすくなる例が、大変役に立った。 →伝搬方向の変化を抽出するには、これ以外に方法がないことを、知らない人が多いですからね。まずは、その欠陥が、光の4つの変化要素のどれに関わっているかを解析することFA重要ですね。

・照射立体角や観察立体角については、理解し切れていない部分があると感じた。もう少し、ゆっくり実習も踏まえて理解を深められたら嬉しかった。 →立体角要素に関しては、実践編でその本質部分を、発展編ではその最適化手法を学びますので、ぜひ受講をお薦めします。

・実習が多く、自分の手を動かして目で見て体感できる機会が多かったので良かった。V-ISA照明も実際に使うことができて良かった。しかし、実習の際に説明が並行されるので、手間取ってしまったり、聞き逃したり、余り理解できない部分があった。 →ご指摘、どうもありがとうございます。確かに、実験をしながらの解説は、よく分かる反面、体系的な説明にはならないことが多いので、実習の前に、まずは理論的なお話をして、それを確かめるために実習を、という構成にしているのですが、まだまだ検討の余地がありそうですね。今後の研鑽に役立てます。

・立体角について理解を深めて応用していきたい。 →光の伝搬方向の変化を検出する際には必須の理論なのですが、これまで見落とされていたのは、やはり明るくしてものを見る、照射光が物体光に当たって跳ね返ってきて見えている、という先入観が強いですね。

・V-ISA照明の原理について、どのように実現しているのか、より深く知りたい。 →発展編の受講をお薦めします。

・実習の進むスピードが速いと感じた。(しかし、)難しい内容ではあったが、説明も丁寧で、理解しやすかった。 →ご指摘、どうもありがとうございます。進度のスピード感や内容の理解については、やはり、限られた時間内に、少なくともここまでは、という思いもあり、どうしても走り気味になってしまいます。今後の、検討課題として、ありがたく受け止めさせて頂きます。

・実習が多く、分かりやすかった。
・ライティング実習で、実際に状態や効果を知れたことが、役に立った。

・V-ISA照明の内部構造について、より深く知りたい。 →発展編の受講をお薦めします。

・実測値を元にした解説・説明が良かった。 →ありがとうございます。実測値と合わないと、実務に使えないので、ここは外せないですよね。

・基礎理論では、知らなかった情報を得ることができ、役に立った。
・照射・観察立体角の理論を理解でき、役に立った。 →応用編のコアの部分ですね。
・V-ISA照明の仕組みについて、より深く知りたい。 →発展編の受講をお薦めします。

・数式を用いて説明されていたので、分かりやすかった。 →数式は、一定の配慮をしながら説明してはいますが、やはり物理イメージが持てるように、数式は外せないところですね。

・実験の手順の説明が、不十分に感じた。 →ご指摘、どうもありがとうございます。口頭での説明になりがちなところですが、今後、文章化し、より分かりやすいように工夫してみます。

・理論では、立体角要素の考え方が、大変役に立った。また、応用では、照射立体角、観察立体角の制御、実習ではその実証ができ、 大変役に立った。 →応用編のコアの部分なので、本当に良かったです。

(※ 個別案件に関する質問は、個別に対応させて頂きますので、ここでは省かせて頂きました。)

以上、次回以降も楽しみにしております。

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