1.V-ISA照明では、被写体面の各点に対する光照射条件を、被写体までの距離に依存せず視野内で均等に設定することができる。
● 輝度、照度、照射光軸、照射立体角(照射角度範囲)を均等に設定できる。
● 粗面上の欠陥など、検出条件が厳しい特徴点を安定に検出できる。
2. V-ISA照明では、 被写体面の各点に対する照射立体角形状を、均等に、任意の形状に設定することができる。(明視野/暗視野)
● 各点への照射光を、 任意の照射形状に設定できる。
● 検出条件によって照射光を均等に最適化し、的確に特徴点を検出できる。
● 1ポイントの絶妙な最適化条件を、面やラインに均等に設定できる。
● 金属梨地面など粗面上の検出条件の厳しい特徴情報を安定に抽出できる。
● ラインカメラ等でのキワ照明を、方向依存性無しに安定に実現できる。
3. V-ISA照明では、 各点に、同一条件で、多層構造を持つ照射立体角を均等に形成することができる。
(a) RGBそれぞれ、任意の角度範囲で照射立体角を形成。
(b) 被写体面の高さや傾きに拠らず、均等に形成される。
● RGBの照射角度範囲は、抽出したい情報によって最適化が可能。
● 物体面の傾き情報をRGB情報に変換して、1ショットで直接撮像可能。
● 3D形状を、その微分画像として的確に捕捉することが可能。
4.照射範囲の形状を、被写体の形状に合わせて任意に設定可能。
● 必要な範囲のみに、照射光を照射することができる。
● コネクターなどの入り組んだ検査対象にも自在に対応可能。
1.V-ISA照明は、その照射範囲ごとに、4つのシリーズがある。
θmin:設定可能な最小照射立体角
θmax:設定可能な最大照射立体角
● 照射範囲(照明の長手方向S-FOV、短手方向L-FOV)は、使用する照射立体角の平面半角(θ)と、照明と被写体との距離(LWD)によって決まる。
セミナースライド(抜粋)